上級救命講習を10月18日に恵庭市で受講してまいりました。札幌市で以前受講した事がありましたが8時間にも及ぶ講習会は初めてでした。成人・児童・乳児の心肺蘇生法、AEDの使い方や、簡易担架の作り方や患者さんの移動方法など多岐にわたる講習会でした。ボランティアでの医療救護や災害での医療救護など我々の国家資格である柔道整復師の役割が増えてきているなか、休日ではありましたが有意義な時間を過ごさせて頂きました。心肺蘇生を行う出来事に遭遇した場合、勇気を持って処置出来る柔道整復師でありたいと考えております。だんだん寒くなってきましたが体調管理にはお気をつけ下さい。
アーカイブ
お盆休みと野球肘講演について
お盆休み中ではありますが、10日から15日は通常受付となります。話は変わりますが7月5日に公益社団法人日本柔道整復師会、第44回北海道学術大会札幌大会で野球肘について北海道大学大学院医学研究科、機能再生医学講座、整形外科学分野の岩崎倫政先生の講演がありました。肘の内側には牽引力、外側には圧迫力がかかり、外側は関節軟骨障害(離断性骨軟骨炎)を起こし重症化する話をしてました。また内側の痛みをそのままにしておくと、内側にかかっていた外力が今度は肘外側にかかり重症化するとお話になっておりました。肘に違和感がありましたらお近くの医療機関または当院に御相談下さい。暑い日が続き足をつる方が増えております。水分と塩分を適度に摂取する事をお勧めします。
地域包括ケアシステムと整骨院
今整骨院が新たな役割を期待されております。1つは地域の見守り機能として、①認知症、うつ病、虐待などがあった場合、必要に応じて地域包括支援センターへの通報。②整骨院の業務範囲外のものに対する医療機関への受診勧奨。③北海道と協定を締結した災害時支援。2つ目に駆け込み寺機能として①介護の相談。②身体不調の相談。③その他緊急時の対応。3つ目に介護予防事業支援サービスとして、①自治体より介護予防事業委託。②介護事業者より介護予防依頼。4つ目に介護予防相談指導サービスとして、①介護予防の相談。②介護予防の指導。などがあげられます。以上の大きく分けて4つの項目を整骨院が地域包括ケアシステムという枠組みの中で担う事が期待されております。その中で金色の日本柔道整復師会のステッカーを貼っている整骨院がこのような活動を行う組織に属しております。整骨院を選ぶ際の指標にしていただけたら良いと思います。治療の勉強だけではなく広く見識が問われる職業となっておりますので、日々研鑽し、様々な問題に対応できるよう勉強会には積極的に参加していこうと考えております。3月1日はミニバレーの医療救護に行きます。もうすぐ活動的な春がやってきます。怪我などにはくれぐれもお気をつけ下さい。
北海道と防災協定
北海道と公益社団法人北海道柔道整復師会が災害時における柔道整復師の救護活動について災害に関する協定を締結しました。その中で恵庭市の公益社団法人北海道柔道整復師会に所属する会員の先生方と一緒に災害時に救護活動に携わる運びとなりました。我々が所属する団体は北海道で一番古く、業界最大団体である公益社団法人日本柔道整復師会に所属する団体であります。その中で恵庭市の先生方と今回の活動に携われる事を光栄に思います。恵庭市には災害時に本部で働く先生が1名と救護所の救護にあたる2名の合計3名の先生が災害時に携わる形となります。私は救護所の救護担当となります。災害の状況を把握する為、恵庭市の先生方にも協力してもらい情報収集も行います。整骨院は患者さんの怪我を治療するとともに、公益性をもち地域の方に必要な活動も行っております。公益社団法人日本柔道整復師会のマークのステッカーが貼られている整骨院がこのような活動を行っております。10月19日には千歳市のミニバレー大会の医療救護に行く予定です。日頃の治療では日々研鑽し患者さんのお役に立てるよう痛みの原因を運動学、力学、東洋医学的観察を通して治療を行っております。公益性を持ち地域貢献する事ができたら良いと考えております。また良い報告が出来たらよいと考えております。もうすぐ冬がきます体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。
第45回ママさんバレーボール大会北海道予選会
5月18日千歳市スポーツセンターで行われた第45回全国バレーボール大会北海道予選会に北海道柔道整復師会の救護ボランティア(SSH)として参加しました。大会中は試合前、試合間、試合後に足関節、肩、膝などテーピングを行いました。試合後、朝日新聞の5月27日の朝刊に優勝した千歳市の「ふじクラブ」に関する昨年の仲間の死や地区大会敗退からの優勝であった記事が書かれてました。影ながら少しでもお役に立てたとしたら喜ばしく感じます。時間が許す限り出来るだけ大会の救護には参加しようと考えております。7月27日には第28回マルちゃん杯北海道柔道大会の救護ボランティアに参加する予定です。昨年の大会では気温が高く熱中症がでましたので選手の皆さんには水分不足には注意して頂きたいと思います。これから暑くなります。水分補給はもちろんですが、汗で塩分不足になり筋肉のけいれんもおきます。充分注意して運動を行なって下さい。
トレーニングコーチ 中垣 征一郎(日本ハム)
5月19日にいつもお世話になつております、札幌市厚別区の羊ヶ丘病院の勉強会において日本ハムファイターズのトレーニングコーチである中垣征一郎氏による「チームスポーツにおける現場トレーニング指導~全体と部分を理解する~」との演題で講演会がありました。中垣トレーナーの講演会は昨年12月21日に北海道大学病院スポーツ医学診療センター主催の市民講座(日本ハムファイターズ共催)につぐ3回目になります。日頃治療においてスポーツを愛好する方には基本である体の使い方を限られた時間の中で出来るだけ伝えております。質問で今盛んに言われている体幹について質問があり、中垣さんが地面に正確に力を伝える仕方や体の使い方を第一に考えないと、逆に体幹が強すぎて故障の原因になるとの考えは納得しました、これからも運動の基本で何が重要か、また治療において痛みがでない動きはどのようなものであるかを考え患者さんに伝えていきたいと考えております。
春
まなべ整骨院の庭にも春がやって来ました。当院は朝日が整骨院正面より昇り、元旦は初日の出が窓から眺められ、毎年良い年を迎えさせもらっております。日当たりが良いせいか、この地区でも早めにクロッカスが花を咲かせ、水仙や今はチューウリップが咲いております。患者さんの気持ちが少しでも和らぎ、早期に治癒して頂けるよう努めていきたいと考えております。少しずつではありますが良い環境づくりがすすんでる気がします。筋・腱・軟部組織を治療し、痛みを取るスペシャリストとしてやってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。これから夏にかけて色々な花が咲いてきます。いろんな表情のまなべ整骨院をみて頂けたらと思います。温度差から体調を崩す方が増えてきましたので気をつけて下さい。夏場でも温かい物を取ると調子が整う事があります。何かご相談がありましたらお気軽にご連絡下さい。
ソチオリンピックと羽生結弦
今年2月の冬季ソチオリンピックで金メダルに輝いた、男子フイギュアスケート羽生結弦選手がJOC公式トレーナーであるスパイラルテーピング協会会員によるサポートを受け、競技に挑まれ見事金メダルに輝いたFaxが今日届きました。同じ協会会員として喜ばしく思います。さっそくですがスポーツをされる患者様をはじめ全ての愛好者の皆様にご報告させて頂きます。
認知症
平成26年2月16日に第28回卒後教育講演会(北海道柔道整復専門学校)で、中村記念南病院 副院長 村上宣人先生の「認知症の基礎知識 認知症高齢者への対応法について」の演題で講演会がありました。認知症の特徴として、記銘力障害(最近の記憶、エピソード記憶)、見当識障害(今いる場所、何月何日か、何曜日かを忘れる)などがあるとのお話でした。その中でエピソード記憶と物忘れの違いはエピソード記憶はある出来事に関する記憶をすべて忘れる。物忘れは出来事自体は覚えているが部分的に忘れるとのお話でした。以前認知症サポーターの講習を受けた事があり2回目の認知症の勉強会でしたが、とてもためになった講演でした。来月は介護予防・機能訓練指導員認定柔道整復師のフォローアップ講習会の勉強をしてまいります。すこしでも患者さんに還元できるようしっかり勉強してまいります。イーフルエンザが流行ってますので、かからないようお気を付け下さい。
FRAX
2月1日に北海道柔道整復師会で札幌ブロックの研修会がありました。医療法人社団、リラ整形外科クリニックの塩崎一沙先生の「骨粗鬆症の最近の治療」という演題でした。大変勉強になりました。また一緒にいた先生より、患者さんにとても親切に接している女医さんであるとお聞きしました。その時10年以内の骨折率をFRAXで計測するお話がありました。当院も以前、日本柔道整復師会の北海道学術大会で頂いた物があります。電卓のような形状をした物です。年齢、性別、体重、身長などを入力後、計算ボタンを押せば簡単に数値がでます。正直今まで使ってなかったのですが、希望者に使っていこうと考えております。希望の方はお話下さい。2月9日は恵庭市のミニバレーの医療救護に行く予定です。